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新電力レビュー(旧一般電気事業者)

沖縄電力の評判は?
高い・デメリットと本州との違いを約款ベースで検証

沖縄エリア(本島・離島)|本州と異なる料金構造を約款ベースで解説

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沖縄エリアの料金シミュレーション(従量電灯)

料金データ更新: 2026年5月9日

2026年4月9日2026年5月9日 の電力市場価格や燃料価格をベースに独自の計算を行っています。今のトレンドが続いた場合の見込み額です。

沖縄エリアのみ対応
沖縄電力従量電灯」契約中の沖縄エリア・月330kWh 想定の年間料金
年148,582円年約14.8万円

沖縄エリアのおすすめ乗換候補

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※ 試算結果のご利用にあたって

  • 試算結果はあくまで参考値であり、契約内容・割引・ポイント付与・支払方法・各種条件により実際の請求額は異なります。
  • 中央値は将来12ヶ月の燃料・市場価格を予測した見込み値、併記する「燃料・市場価格の動きで」レンジはその予測期間内の最安・最高シナリオです。比較対象の現契約年額も同じ前提で再試算しているため、相対的な節約額の振れ幅としてご覧ください。市場連動型・独自燃調プランは月ごとの請求額が大きく変動します。
  • 最新の料金単価・キャンペーン・契約条件は各社公式サイトで必ずご確認ください。本シミュレーションは公開約款に基づく独自試算であり、各電力会社が保証するものではありません。

料金は市場変動で日々変わります。
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※本記事は2026年5月時点の情報で、公式の現行単価で試算しています。沖縄電力の規制料金「従量電灯」はアンペア区分のない最低料金制(最初の10kWhまで643.05円)で、本州大手の「10A=311.75円」のような表記は誤りです。

沖縄電力は、沖縄電力株式会社(1972年5月15日設立、本社:沖縄県浦添市牧港)が運営する沖縄エリアの旧一般電気事業者です。沖縄本土復帰の同年に設立され、本州・四国・九州の各旧一電とは資本関係がない独立系の電力会社で、現在も沖縄県の電力供給の中核を担っています。

沖縄電力の基本情報

設立1972年5月15日(沖縄本土復帰の同年)
本社沖縄県浦添市牧港五丁目2番1号
資本金75億86百万円
代表者代表取締役社長 横田 哲
経産省登録番号A0276(旧一電10社の連番末尾)
供給エリア沖縄県全域(本島・離島)
主力プラン(規制)従量電灯(アンペア区分なし・最低料金制)
主力プラン(自由)グッドバリュープラン/プレミアムバリュープラン/従量電灯plus/Eeスマート
燃料費調整規制料金は上限あり(基準燃料価格1.5倍まで)/自由料金は2023年4月より上限なし
送配電分社化なし(本州大手と異なり、本体が送配電事業も継続実施)

沖縄電力のメリット

規制料金「従量電灯」は燃料費調整単価に上限がある

経過措置として継続している規制料金「従量電灯」は、燃料費調整単価に上限が設定されています。基準燃料価格81,500円/klの1.5倍(122,300円/kl)を超える場合は122,300円/klとして計算する仕組みで、燃料市況急騰時の家計インパクトを和らげます。一方、自由料金(グッドバリュープラン等)は2023年4月より上限が撤廃されているため、規制料金とは構造が異なります。

グッドバリュープランは規制料金より第2/第3段階が安い

沖縄本島対象の自由料金「グッドバリュープラン」は、最低料金(643.05円)と第1段階単価(40.20円/kWh)は規制料金と同じですが、第2段階単価が-0.48円(45.74→45.26円/kWh)、第3段階単価が-1.13円(47.72→46.59円/kWh)安く設計されています。月300kWh超を継続的に使う世帯では年間2,000〜4,000円程度の節約効果が期待できます。

沖縄唯一の旧一般電気事業者としての知名度・サポート体制

1972年設立の沖縄電力は沖縄エリアでの長年の供給実績があり、有人窓口・電話サポートを含めた問合せ体制が整っています。沖縄エリアでは新電力の参入が本州・四国と比べて限定的なため、沖縄電力本体のサービスへの信頼が地域インフラとして機能しています。

燃調制度は明示的・透明性が高い

沖縄電力の燃調制度は、計算式・上限値が公式サイトで明示されており、規制料金・自由料金の上限有無も明確です。離島ユニバーサルサービス調整額についても説明があり、家計の試算をする上での透明性が高くなっています。

注意すべきリスク・デメリット(本州大手との4つの違い)

アンペア区分がない(本州大手との構造差)

沖縄電力の規制料金「従量電灯」は、本州大手の「10A=311円75銭、40A=1,247円00銭」のようなアンペア別基本料金が存在しません。代わりに「最初の10kWhまで1契約643.05円」という最低料金制になっています。本州から引越してきた方は「10Aから20Aに下げて基本料金を節約する」という戦略が取れない点に注意してください(ブレーカーの容量管理は別途必要)。

沖縄離島ではグッドバリュープランが契約できない

自由料金「グッドバリュープラン」は沖縄本島のみが対象で、宮古・八重山・久米島などの離島は対象外です。離島在住の方が単価メリットを取りたい場合、規制料金「従量電灯」を継続するか、別途用意されている「離島のお客さまのメニュー」を検討する必要があります。

2025年9月30日新規受付終了プラン3件

「Eeホームホリデー」(全電化向け3時間帯別)、「Eeホームフラット」(全電化向け2時間帯別)、「時間帯別電灯」(時間帯別2区分)の3プランは2025年9月30日で新規受付終了済です。既存契約者は継続利用可能ですが、一度解約すると再契約はできません。新規はオール電化向け「Eeスマート」に誘導されます。

グッドバリュープランは請求書払い不可

グッドバリュープランの支払方法は「口座振替・クレジットカード・SMS請求継続払い」のみで、請求書払いは不可です。また、別の契約種から変更後1年未満での再契約は不可、支払期日から20日経過後の未払いがあれば需給契約解約の可能性ありなど、規制料金より契約条件が厳格な点に留意してください。

新電力の選択肢が限定的

沖縄エリアは小売自由化以降も新電力の参入が本州・四国・九州と比べて限定的です。エネジェントのシミュレーターでも沖縄エリア対応プランは他エリアより少なく、「乗り換えで大幅節約」という選択肢は現状そう多くありません。沖縄電力本体の自由料金プランの中で最適なものを選ぶ、という視点が現実的です。

本州との違い4点:(1)アンペア区分なし、(2)送配電分社化なし、(3)離島はグッドバリュー対象外、(4)2025年9月終了の3プラン。 沖縄電力は本州大手とは別の独立系会社で、料金構造も大きく異なります。本州から引越してきた方は「アンペア下げで基本料金節約」が使えない、新電力選択肢が限定的、という構造を理解した上で選択軸を決めるのが確実です。

規制料金「従量電灯」の料金体系

最低料金(最初の10kWhまで)1契約 643.05円(アンペア区分なし)
第1段階(10〜120kWh)40円20銭/kWh
第2段階(120〜300kWh)45円74銭/kWh
第3段階(300kWh超〜)47円72銭/kWh
最低月額料金643.05円(最初の10kWhまで)

自由料金「グッドバリュープラン」(沖縄本島限定)

最低料金(10kWhまで)643.05円(規制料金と同額)
第1段階(10〜120kWh)40円20銭/kWh(規制料金と同額)
第2段階(120〜300kWh)45円26銭/kWh(規制比 -0.48円)
第3段階(300kWh超〜)46円59銭/kWh(規制比 -1.13円)
対象エリア沖縄本島のみ(離島は対象外)
支払方法口座振替・クレジットカード・SMS請求継続払いのみ(請求書払い不可)
契約条件別の契約種から変更後1年未満での再契約は不可

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エネジェントのシミュレーターなら、49361プランから約款ベースで最適プランを試算できます。

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他社との比較観点

沖縄エリアは新電力の選択肢が本州・四国・九州エリアと比べて限定的です。沖縄電力本体の自由料金プランで最適なものを選ぶのが現実的な選択肢になります。

  • 本島でグッドバリュープランへの切替を検討 → 第2/第3段階単価メリットを取りたい月300kWh超世帯
  • オール電化新規 → 「Eeスマート」(受付終了の3プランは新規不可)
  • 本州から沖縄へ引越し → アンペア区分なし・最低料金制という構造差を理解した上で契約を選ぶ
  • 沖縄エリア全体の安いプランを知りたい 沖縄の電気代が安い電力会社ランキング

まとめ

沖縄電力は1972年設立の沖縄唯一の旧一般電気事業者で、本州大手と料金構造が大きく異なります。アンペア区分のない最低料金制、送配電部門の法的分離なし、自由料金は沖縄本島のみで離島は対象外、2025年9月30日終了の3プラン――これら4つの特殊性を理解した上で、自分に合うプランを選ぶ必要があります。

沖縄本島在住で月300kWh超を継続的に使う世帯であれば、自由料金「グッドバリュープラン」への切替で年2,000〜4,000円程度の節約余地があります。一方、沖縄エリアは新電力の選択肢が限定的なため、「乗り換えで大幅節約」という選択肢は本州・四国エリアほど多くなく、沖縄電力本体のプラン内で最適化するのが現実的な戦略です。

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よくある質問

沖縄電力の従量電灯にはアンペア別の基本料金がないって本当ですか?

本当です。沖縄電力の規制料金「従量電灯」は本州大手のような10A/15A/20A別アンペア基本料金が存在せず、「最初の10kWhまで1契約643.05円」という最低料金制になっています。本州から引越してきた方は「10Aから20Aに下げて基本料金を節約する」という戦略が使えない点に注意してください(家庭内のブレーカー容量管理は別途必要です)。

グッドバリュープランは沖縄離島でも契約できますか?

契約できません。グッドバリュープランは沖縄本島のみが対象で、宮古・八重山・久米島などの離島は対象外です。離島在住の方が単価メリットを取りたい場合、規制料金「従量電灯」を継続するか、別途用意されている「離島のお客さまのメニュー」を検討する必要があります。

「Eeホームホリデー」を契約しています。新電力に切り替えても契約は維持できますか?

新電力への切替えで「Eeホームホリデー」契約は終了し、新しい契約に置き換わります。「Eeホームホリデー」「Eeホームフラット」「時間帯別電灯」の3プランは2025年9月30日で新規受付終了済のため、一度解約すると再契約はできません。深夜単価の安さを残している場合は、新電力切替えでメリットを失う可能性があるため、慎重に試算してから判断してください。

沖縄電力には送配電子会社がないって本当ですか?

本当です。本州大手と異なり、沖縄電力は2020年4月の発送電分離(法的分離)の対象外で、送配電事業も沖縄電力本体が継続実施しています。これは沖縄エリアの規模が小さく、本州大手と同様の組織分離を行うコストメリットが薄いためと推察されます(本州8社と比べ、沖縄電力1社のみが法的分離対象外)。

沖縄電力の解約金はかかりますか?

規制料金「従量電灯」は最低利用期間・解約金の規定はありません。自由料金「グッドバリュープラン」も解約金規定はないと推定されますが、別の契約種から変更後1年未満での再契約は不可、支払期日から20日経過後の未払いがあれば需給契約解約あり、など契約条件があります。詳細は沖縄電力の公式お客さまサポートでご確認ください。

沖縄エリアで沖縄電力より安い電力会社はありますか?

沖縄エリアは新電力の参入が本州・四国・九州と比べて限定的です。エネジェントのシミュレーターでも沖縄エリア対応プランは他エリアより少なく、「乗り換えで大幅節約」という選択肢は本州・四国エリアほど多くありません。沖縄電力本体の自由料金「グッドバリュープラン」(沖縄本島)への切替で年2,000〜4,000円程度の節約余地が現実的な選択肢になります。

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✓ この記事の検証プロセス

  • 電力会社の公式約款・料金表PDFを一次情報として参照 (二次情報は使用しません)
  • 49社・361プラン をDBに構造化済。単価・燃調・解約金等を計算エンジンで再現
  • 1社1ファイルの「ファクトカード」でデータベース値・公式値・記事値の3点突合を実施
  • 記事公開前に料金・約款条件のハードコード値を機械的に検査(自動lint)して数値乖離を防止
  • 検証手順の詳細は 計算ロジック / 執筆チーム で公開
最終更新: 2026年5月9日

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