JEPXスポット価格とは
JEPX(日本卸電力取引所)のスポット価格とは、電力会社や新電力が翌日に使う電気を 前日に売買する卸電力市場での約定価格です。30分ごとのコマ単位で、需要が多い時間帯や 供給が細る時間帯ほど高くなり、太陽光が豊富な昼間などは安くなる傾向があります。 このページでは全国10エリア(北海道〜沖縄)のスポット価格を、日本卸電力取引所が公表する 約定値をもとに毎日更新で可視化しています。単位は円/kWh(税別)です。
価格表の見方(朝・昼・夕・夜の時間帯)
サマリ表ではエリアごとに、当日の平均価格・前日差・最高値・最低値に加えて、 1日を4つの時間帯に分けた平均を並べています。区切りは 朝(06:00-10:00)・昼(10:00-16:00)・夕(16:00-20:00)・夜(20:00-06:00)です。 昼は太陽光発電の影響で安くなりやすく、夕方は太陽光が落ちて需要が残るため 高くなりやすい、といった日内の傾向を読み取れます。月次・年次タブでは より長い期間の推移を、ヒートマップタブでは30日分の価格を一覧で確認できます。
市場連動型プランとの関係
新電力の料金プランには、電気料金がこのJEPXスポット価格に連動して毎月変わる 「市場連動型」と呼ばれるタイプがあります。連動のしかたはプランによって異なり、 従量単価そのものがJEPXに連動する場合(完全市場連動型)もあれば、 市場の動きを別の調整費として上乗せ・差し引きする場合もあります。 スポット価格が安い局面では割安になりやすい一方、高騰した局面では 電気料金が上がる可能性があります。市場連動型を検討する際は、 このページで平常時と高騰時の価格レンジを確認しておくと、変動の幅を イメージしやすくなります。
各社の料金プランを実際の使用量で比較したい場合は、料金比較ページで市場連動型を含めた条件で試算できます。計算の前提はmethodologyに明記しています。
燃料費調整との違い
スポット価格と混同されやすいものに「燃料費調整」があります。燃料費調整は、 原油・LNG・石炭などの燃料価格の変動を一定期間(多くは数か月)平均して 電気料金に反映する仕組みで、毎月の単価は比較的なだらかに変わります。 一方、市場連動型が参照するJEPXスポット価格は30分ごとに動くため、 反映の速さと変動の大きさが異なります。電力会社によって燃料費調整の方式は さまざまで、JEPXの動きを一部取り込む方式もあれば、燃料費調整を設けず 市場価格を直接単価に反映する方式(完全市場連動型)もあります。
※ 本ページの価格は日本卸電力取引所(JEPX)が公表する約定値をもとにした参考情報です。 個別のプランで実際に適用される単価や調整方式は、各社の公式約款・料金表をご確認ください。