← エネジェント

新電力レビュー(旧一般電気事業者)

北陸電力の評判は?
高い・デメリットの真相を約款ベースで検証

北陸エリア(富山・石川・福井・岐阜の一部)|約款ベースのシミュレーション

サッと料金を比較する

北陸エリアの料金シミュレーション(従量電灯B)

料金データ更新: 2026年5月9日

2026年4月9日2026年5月9日 の電力市場価格や燃料価格をベースに独自の計算を行っています。今のトレンドが続いた場合の見込み額です。

北陸エリアのみ対応
北陸電力従量電灯B」契約中の北陸エリア・月330kWh 想定の年間料金
年138,430円年約13.8万円

北陸エリアのおすすめ乗換候補

  1. 1
    TERASELでんき
    TERASEL北陸B
    −3,837円
    年間
    燃料・市場価格の動きで
    −8,759 〜 −2,356 円
  2. 2
    TGオクトパスエナジー
    グリーンオクトパス
    −3,182円
    年間
    燃料・市場価格の動きで
    −10,100 〜 −1,110 円
  3. 3
    idemitsuでんき
    Sプラン
    −2,768円
    年間
    燃料・市場価格の動きで
    −7,690 〜 −1,287 円
  4. 4
    ENEOSでんき
    北陸Vプラン
    −2,155円
    年間
    燃料・市場価格の動きで
    −7,077 〜 −674 円
  5. 5
    シン・エナジー
    きほんプラン
    −1,879円
    年間
    燃料・市場価格の動きで
    −13,429 〜 +11,444 円

※ 試算結果のご利用にあたって

  • 試算結果はあくまで参考値であり、契約内容・割引・ポイント付与・支払方法・各種条件により実際の請求額は異なります。
  • 中央値は将来12ヶ月の燃料・市場価格を予測した見込み値、併記する「燃料・市場価格の動きで」レンジはその予測期間内の最安・最高シナリオです。比較対象の現契約年額も同じ前提で再試算しているため、相対的な節約額の振れ幅としてご覧ください。市場連動型・独自燃調プランは月ごとの請求額が大きく変動します。
  • 最新の料金単価・キャンペーン・契約条件は各社公式サイトで必ずご確認ください。本シミュレーションは公開約款に基づく独自試算であり、各電力会社が保証するものではありません。

料金は市場変動で日々変わります。
最新の金額であなたにベストなプランをチェックできます。

最新の金額をすぐにチェック

※本記事は2026年5月時点の情報で、公式の現行単価で試算しています。北陸電力の燃料費調整制度は基準燃料価格79,800円/klで運用されており、規制料金には119,700円/klの上限が設定されています。

北陸電力は、北陸電力株式会社(1951年5月設立、本社:富山市牛島町)が運営する北陸エリアの旧一般電気事業者です。供給エリアは富山・石川・福井の3県と岐阜県の一部で、水力発電が豊富な北陸地方の特性を活かした電力供給で知られています。送配電は2020年4月の法的分離で「北陸電力送配電株式会社」へ承継されています。

本記事では、規制料金「従量電灯B」と現在新規受付中の自由料金プラン(使っておとくライト、従量電灯ネクスト、くつろぎナイト12等)を中心に、料金体系・燃調制度・向いている人と向いていない人を解説します。

北陸電力の基本情報

法人名北陸電力株式会社(Hokuriku Electric Power Company)
設立1951年5月1日
本社富山県富山市牛島町15番1号
資本金1,176億円
代表者代表取締役社長 社長執行役員 松田 光司
経産省登録番号A0271
供給エリア富山・石川・福井・岐阜の一部
主力プラン(規制)従量電灯B(基本料金+3段階従量・最低月額料金302.50円)
主力プラン(自由)使っておとくライト/従量電灯ネクスト/くつろぎナイト12
燃料費調整規制料金は上限あり(平均燃料価格119,700円/kl)/自由料金は上限なし
関連会社北陸電力送配電株式会社(一般送配電事業者)

北陸電力のメリット

規制料金「従量電灯B」は燃料費調整単価に上限がある

経過措置として継続している規制料金「従量電灯B」は、燃料費調整単価に上限が設定されています。基準燃料価格79,800円/klを基準とし、平均燃料価格が119,700円/kl(基準価格の1.5倍)を超える場合は119,700円/klとして計算する仕組みで、燃料市況急騰時の家計インパクトを和らげます。

基本料金が10エリア中最安水準

北陸電力の規制料金「従量電灯B」の基本料金は10A=302円50銭で、これは旧一電10社の中で最安水準です(東電311円75銭、中部電力ミライズ321円14銭、関西電力522円58銭〔最低料金〕等と比較)。北陸エリアは水力発電が豊富で発電原価が他エリアより低い背景があり、基本料金の優位性として現れています。

従量電灯ネクストは規制料金とほぼ同単価+燃調上限なし

自由料金「従量電灯ネクスト」は、基本料金は規制料金と同一(30A=907円50銭、40A=1,210円00銭等)、従量単価は第1段階30円82銭・第2段階34円71銭・第3段階36円42銭/kWhと規制料金と微差(-0.04〜-0.04円程度)。燃調上限なしで、燃料市況が落ち着いている局面では規制料金より単価メリットが出やすい設計です。

kVA契約「使っておとくライト」で大量使用世帯向け

使っておとくライトは3kVAまで4,325円50銭/月(最低料金相当)、3kVA超は1kVAあたり302円50銭の基本料金を採用するkVA契約。月の使用量が多めで契約kVAをコントロールできる世帯に向きます。

オール電化向け「くつろぎナイト12」

くつろぎナイト12は夜間12時間型の季節別時間帯別電灯プランで、夜間26円98銭/kWh、ウィークエンド33円80銭/kWh、昼間(夏季・その他季)39円87銭/kWhの3区分構造。エコキュート等の深夜稼働を活用するオール電化世帯や、平日昼間の在宅率が低い世帯に向きます。

注意すべきリスク・デメリット

自由料金は燃調上限なし

「使っておとくライト」「従量電灯ネクスト」「くつろぎナイト12」等の自由料金プランは燃料費調整単価の上限が撤廃されています。燃料市況急騰時には規制料金(上限あり)より単価が高くなる局面もあるため、「自由料金に切り替えれば必ず安い」とは限りません。

従量電灯Bと従量電灯ネクストの差は微小

従量電灯ネクスト(自由料金)と従量電灯B(規制料金)の単価差は基本料金で同額、従量単価で各段階0.04円程度。月330kWhの使用量で年間100〜200円程度の差にしかならず、燃調上限の有無を考慮すると燃料市況によっては規制料金の方が有利な局面もあります。「乗換えで大幅節約」という構造ではありません。

受付終了プラン多数

「エルフナイト8/10/10プラス」(時間帯別・季節別時間帯別電灯)は2016年7月31日、「深夜電力A・B・C・D」は2016年3月31日で新規受付終了済です。既存契約者は継続利用可能ですが、新規申込時はくつろぎナイト12等からの選択になります。

「使っておとくライト」の第1段階単価情報が公式表示で読み取りづらい

使っておとくライトは「3kVAまで4,325.50円/月」という最低料金相当の構造で、120kWhまでの第1段階単価が公式トップ単価表で読み取りにくくなっています。詳細試算をする場合は約款PDFまたは個別単価ページで再確認するか、エネジェントのシミュレーターで試算するのが確実です。

基本料金10エリア中最安水準・水力発電豊富な背景・規制と自由料金の単価差は微小。 北陸電力は基本料金の安さが特徴で、月使用量が少なめの世帯にメリットが出やすい構造。一方、自由料金「従量電灯ネクスト」と規制料金の単価差は微小で、燃調上限の有無による損益分岐が選択基準になります。

規制料金「従量電灯B」の料金体系

基本料金 10A302円50銭(10エリア中最安水準)
基本料金 30A907円50銭
基本料金 40A1,210円00銭
基本料金 60A1,815円00銭
第1段階(〜120kWh)30円86銭/kWh
第2段階(120〜300kWh)34円75銭/kWh
第3段階(300kWh超〜)36円46銭/kWh
最低月額料金1契約あたり 302円50銭

自由料金プランの選び方

従量電灯ネクスト(アンペア契約)基本料金は規制料金と同/第1〜3段階単価は規制料金より-0.04円/燃調上限なし
使っておとくライト(kVA契約)3kVAまで4,325円50銭/3kVA超302円50銭/kVA/第2段階以降35円75銭/kWh
くつろぎナイト12(オール電化)昼間39円87銭・ウィークエンド33円80銭・夜間26円98銭/kWh(夜間12時間型)

北陸電力以外の選択肢も比較したい?

エネジェントのシミュレーターなら、49361プランから約款ベースで最適プランを試算できます。

サッと料金を比較する

燃料費調整制度の仕組み

基準燃料価格79,800円/kl
規制料金(従量電灯B等)の上限平均燃料価格119,700円/kl(基準の1.5倍)
自由料金(従量電灯ネクスト等)の上限なし
基準単価16銭5厘/kWh(平均燃料価格1,000円/kl変動時)

規制料金は燃料市況急騰時に上限張り付きとなり家計を保護する一方、自由料金は燃料市況をそのまま反映する設計です。

他社との比較観点

北陸電力以外の選択肢を検討する場合、以下の観点で比較するとよいでしょう。

まとめ

北陸電力は1951年設立の旧一般電気事業者で、富山・石川・福井・岐阜の一部の家庭向け規制料金「従量電灯B」と自由料金「使っておとくライト」「従量電灯ネクスト」「くつろぎナイト12」等を提供しています。基本料金10A=302円50銭は10エリア中最安水準で、北陸地方の水力発電豊富な背景を反映した料金構造です。

一方、自由料金「従量電灯ネクスト」と規制料金「従量電灯B」の単価差は微小(各段階0.04円程度)で、「乗換えで大幅節約」という構造ではありません。燃調上限の有無による損益分岐が選択基準になり、燃料市況急騰局面では規制料金(上限あり)が、落ち着いている局面では自由料金(上限なし)が有利という二極構造です。

サッと料金を比較する

よくある質問

北陸電力の従量電灯Bと、自由料金「従量電灯ネクスト」はどちらが安いですか?

燃料市況によります。単価差は基本料金で同額、従量単価で各段階0.04円程度の微差。燃調上限がある規制料金(従量電灯B)と上限なしの自由料金(従量電灯ネクスト)の損益分岐は燃料市況の局面で入れ替わります。月kWhと現契約をエネジェントのシミュレーターに入力して、約款ベースで比較するのが確実です。

北陸電力の基本料金は他社より安いと聞きました。本当ですか?

規制料金「従量電灯B」の基本料金は10エリア中最安水準です。10A=302円50銭、40A=1,210円00銭で、東京電力EP(10A=311.75円、40A=1,247.00円)や中部電力ミライズ(10A=321.14円、40A=1,284.56円)よりも安く設定されています。一方、第1段階単価30円86銭/kWhは中部・関西より高めなので、月使用量により総額の有利不利は入れ替わります。

「使っておとくライト」と「従量電灯ネクスト」はどちらを選ぶべきですか?

契約区分が異なります。使っておとくライトはkVA契約(3kVA以下4,325円50銭〜)、従量電灯ネクストはアンペア契約(10A〜60A)。月の使用量が多めで契約kVAをコントロールできる世帯は使っておとくライト、通常のアンペア契約を維持したい世帯は従量電灯ネクストが向きます。なお、使っておとくライトの第1段階単価が公式表示で読み取りにくいため、詳細試算はエネジェントのシミュレーターで行うのが確実です。

オール電化向けプランは何がありますか?

現行の新規受付プランとして「くつろぎナイト12」(夜間12時間型・季節別時間帯別電灯)があります。夜間26円98銭/kWh、ウィークエンド33円80銭/kWh、昼間39円87銭/kWhの3区分で、エコキュート等の深夜稼働を活用する世帯に向きます。「エルフナイト8/10/10プラス」「深夜電力A・B・C・D」は新規受付終了済(2016年7月/3月)のため、既存契約者のみ継続利用可能です。

北陸電力の解約金はかかりますか?

規制料金「従量電灯B」は最低利用期間・解約金の規定はありません。自由料金プラン(従量電灯ネクスト・使っておとくライト・くつろぎナイト12等)の解約条件は約款で定められており、新規受付中プランでは一般的に解約金規定はないと考えられますが、個別約款で要確認です。詳細は北陸電力の公式お客さまサポートでご確認ください。

北陸電力ネットワークと北陸電力は別会社ですか?

別会社です。2020年4月の法的分離により、送配電事業は「北陸電力送配電株式会社」へ承継されました。家庭用の小売(料金プラン)は「北陸電力株式会社」が継続実施しています。新電力に切り替えても電気は北陸電力送配電の送配電網経由で供給されるため、停電リスクは変わりません。

関連記事

✓ この記事の検証プロセス

  • 電力会社の公式約款・料金表PDFを一次情報として参照 (二次情報は使用しません)
  • 49社・361プラン をDBに構造化済。単価・燃調・解約金等を計算エンジンで再現
  • 1社1ファイルの「ファクトカード」でデータベース値・公式値・記事値の3点突合を実施
  • 記事公開前に料金・約款条件のハードコード値を機械的に検査(自動lint)して数値乖離を防止
  • 検証手順の詳細は 計算ロジック / 執筆チーム で公開
最終更新: 2026年5月9日

この記事は役に立ちましたか?

料金プランの比較相談はLINE、サイトへのご意見・ご質問はXアカウントへお気軽にどうぞ。

エネジェントは電力会社から広告料を一切受け取らずに独立運営しています。
☕ 運営を応援する(OFUSE)