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新潟電力と東北電力どっちが安い?

ゼロスタイルプランと従量電灯Bを単価・月額・変動リスクで比較

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単価の比較(素の料金体系)

項目東北電力 従量電灯B(税込)新潟電力 ゼロスタイル
基本料金 30A1,108.80円0円
基本料金 40A1,478.40円0円
〜120kWh29.62円/kWh一律 24.55円/kWh(公式表記のまま)
120〜300kWh36.37円/kWh一律 24.55円/kWh
300kWh超40.32円/kWh一律 24.55円/kWh
変動費(調整費)燃料費調整額のみ・上限あり(規制料金)燃料費調整額(自由価格料金メニュー水準・公式説明)+電源調達調整額(JEPX連動)
解約金なし0円

東北電力従量電灯Bの単価は2026年5月時点の税込です(詳細は東北電力 従量電灯B 単価表)。新潟電力の単価は公式サービスページの表記のままで、税込/税抜の明記がない点に注意してください。なお新潟電力では、まったく電気を使用しない月のみ契約電流10Aあたり184.80円がかかります。新潟電力の会社概要・登録情報・料金の仕組み全体は新潟電力の評判・検証記事で詳しくまとめています。

月額の試算比較(変動費除く)

月間使用量(契約A)東北電力 従量電灯B(税込)新潟電力 ゼロスタイル(公式表記のまま)差額
120kWh(30A・1人暮らし少なめ)4,663.20円2,946円1,717.20円
300kWh(30A・2〜3人世帯)11,209.80円7,365円3,844.80円
400kWh(40A・3〜4人世帯)15,611.40円9,820円5,791.40円
検算式(300kWh・30Aの例):東北電力従量電灯B = 1,108.80円 + 120kWh×29.62円 + 180kWh×36.37円 = 11,209.80円。新潟電力 = 300kWh×24.55円 = 7,365円。差額 = 3,844.80円。仮に新潟電力の単価が税抜表記(税込換算 約27.01円/kWh)だった場合でも 300kWh×27.005円 = 8,101.50円で、差額は約3,108円です。

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素の単価だけで決めてはいけない理由:変動費の構造差

上の試算は燃料費調整額・電源調達調整額・託送費調整額・再エネ賦課金・各種割引を除いた「素の比較」です。実際の請求額を左右する変動費は、両者で構造が異なります。

変動費東北電力 従量電灯B新潟電力 ゼロスタイル
燃料費調整額上限あり(規制料金)東北電力の自由価格料金メニューと同一単価になる計算式(公式説明)=規制料金の燃料費調整額(上限あり)とは水準が異なりうる
市場連動要素なし電源調達調整額(JEPX取引価格を基に独自調整・基準値比でマイナス/プラス)
託送費調整料金に織込み託送費調整額として精算

まとめると、燃料価格・卸電力市場が落ち着いている時期には素の単価差(月数千円)がそのまま効きやすく、高騰期には燃調水準の差と電源調達調整額の加算で差が縮む、あるいは逆転する可能性があるという構造です。目安として月300kWhの場合、新潟電力側の燃料費調整額と電源調達調整額の合計が東北電力側の燃料費調整額を約13円/kWh上回ると逆転する計算です(税抜表記だった場合は約10円/kWh)。これは新潟電力固有の性質ではなく、市場連動の調整費目を持つ自由料金プラン全般と規制料金を比べるときに共通する性質です。市場連動の仕組みは市場連動型プランの解説、規制料金と新電力の考え方は大手電力と新電力の比較記事もあわせてどうぞ。

どちらを選ぶかの判断軸

優先すること向く選択
変動費を除いた素の単価の低さを取りたい新潟電力(素の単価が低い・解約金0円で試しやすい。実際の請求は変動費で変わる)
高騰時の請求の上振れを抑えたい東北電力 従量電灯B(規制料金・燃調上限あり)
両にらみで比較したい他社プラン含めシミュレーターで年額比較(下のボタン)

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東北エリアで契約できるのはこの2択だけではありません。ご自身の使用量での年額比較はシミュレーターで確認できます。
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よくある質問

新潟電力と東北電力従量電灯Bは、単価だけ比べるとどちらが安いですか?

変動費を除いた素の単価では新潟電力です。ゼロスタイルプランは基本料金0円・一律24.55円/kWh(公式表記のまま)で、東北電力従量電灯B(税込)の第1段階29.62円/kWhをすべての使用量帯で下回ります。月300kWh・30Aの試算では東北電力11,209.80円に対し新潟電力7,365円、月400kWh・40Aでは15,611.40円に対し9,820円です。ただしこれは燃料費調整額・電源調達調整額・再エネ賦課金・割引を除いた比較で、実際の請求額は変動費で毎月変わります。

素の単価では安いのに、注意点があるのはなぜですか?

変動費の構造が違うためです。東北電力従量電灯Bは規制料金で、燃料費調整額に上限があります。一方、新潟電力の燃料費調整額は公式説明で「東北電力の自由価格料金メニューと同一の単価になる計算式」とされており、規制料金の燃料費調整額とは水準が異なることがあります。さらにJEPXの取引価格に連動する「電源調達調整額」という独自費目があり、卸電力市場の高騰期には加算方向に働く可能性があります。燃料価格・市場価格が落ち着いている時期は素の単価差がそのまま効きやすく、高騰期には差が縮む(または逆転する)可能性がある、という構図です。

月々いくらくらい差が出ますか?

素の比較(変動費除く)では、月120kWh・30Aで約1,717円、月300kWh・30Aで約3,845円、月400kWh・40Aで約5,791円、新潟電力側が低い計算です。なお新潟電力の単価は公式ページに税込/税抜の明記がないため、仮に税抜(税込換算で約27.01円/kWh)だった場合でも、月300kWhの差は約3,108円と、安い方向は変わりません。実際の請求額は燃料費調整額・電源調達調整額で毎月変動します。

東北電力従量電灯Bのままの方が向いているのはどんな人ですか?

毎月の請求額の変動をできるだけ避けたい方です。従量電灯Bは規制料金として燃料費調整額に上限が設定されており、燃料価格が大きく高騰した局面では自由料金プランより請求の上振れが抑えられます。市場価格・燃料価格に連動する費目を持つプランの変動が気になる方や、過去の市場高騰時の経験から安定性を優先したい方は、規制料金に残る選択にも合理性があります。

契約前に何を確認すればよいですか?

3点です。①電源調達調整額の計算式(JEPX連動の独自費目。約款・契約前確認書類に記載)、②燃料費調整額の水準(自由価格料金メニュー連動で、従量電灯Bの燃料費調整額とは異なりうる)、③単価の税込/税抜表記(公式ページに明記がないため契約書類で確認)。いずれも公式の契約前確認書類で確認できます。そのうえで、ご自身の使用量での比較は当サイトのシミュレーターで他社プランと並べて確認するのが確実です。

出典

※本記事は2026年7月18日時点の公開情報に基づく試算です。試算は燃料費調整額・電源調達調整額・託送費調整額・再エネ賦課金・各種割引を除いた素の比較で、実際の請求額とは異なります。新潟電力の単価は公式ページに税込/税抜の明記がないため公式表記のまま使用しています。料金・制度は変更されることがあります。契約の判断は必ず公式の最新情報・約款・契約前確認書類でご確認ください。

✓ この記事の検証プロセス

  • 電力会社の公式約款・料金表PDFを一次情報として参照 (二次情報は使用しません)
  • 50社・379プラン をDBに構造化済。単価・燃調・解約金等を計算エンジンで再現
  • 1社1ファイルの「ファクトカード」でデータベース値・公式値・記事値の3点突合を実施
  • 記事公開前に料金・約款条件のハードコード値を機械的に検査(自動lint)して数値乖離を防止
  • 検証手順の詳細は 計算ロジック / 執筆チーム で公開
最終更新: 2026年7月18日

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