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電気代の知識

給湯器交換後の電気代変化

エコキュート・ガス・電気温水器の違いと見直しポイント

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※本記事は2026年4月時点の情報です。

給湯器を新しく交換したあと、「先月より電気代が高くなった」「逆にガス代が減って全体では下がった」など、光熱費の変化に戸惑った経験はないでしょうか。給湯器は家庭のエネルギー消費の約3割を占めると言われる大きな設備で、機種を変えると電気・ガスの比率が一気に変わります。

この記事では、エコキュート・ガス給湯器・電気温水器の違いを整理したうえで、交換後に電気代がどの程度変わるのか、またそれに合わせてどんな電力プランを選ぶべきかをわかりやすく解説します。

エコキュート・ガス給湯器・電気温水器の違い

まず、代表的な給湯器3方式の仕組みと光熱費への影響を押さえておきましょう。使う熱源と加熱方式が異なるため、電気代の出方も大きく変わります。

方式熱源特徴
エコキュート電気(ヒートポンプ)空気の熱を使って加熱。投入電力の約3倍の熱を得られ、深夜電力を活用するのが基本。
ガス給湯器都市ガス/LPガス瞬間式で必要な分だけ加熱。電気使用は制御基板分のみで電気代への影響は小さい。
電気温水器電気(ヒーター)電気ヒーターで直接加熱。仕組みが単純な分、電気消費量はエコキュートの約3倍になりやすい。

※参考:資源エネルギー庁「省エネポータル」

給湯器だけでなく、家庭全体の電気使用パターンに合うプランは?

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交換後、月々の電気代はどのくらい変わる?

交換前後で光熱費がどう動くかは、「電気代だけ」で見るか「電気+ガス合計」で見るかで印象が変わります。ここでは代表的な交換パターンごとに、月あたりの目安をまとめました。数値は4人家族・一般的な使用量を想定した試算で、季節・エリア・断熱性能により変動します。

試算条件:4人家族・給湯光熱費のみの差分

電気代単価は大手電力の標準的な従量制単価(燃料費調整額込み)を前提に算出した目安です。時間帯別プラン(夜間割引)を利用する場合はさらに下がる余地があります。

ガス給湯器 → エコキュートに交換

#項目月額目安備考
1電気代+1,500〜2,500円/月夜間中心に増加
2ガス代-3,000〜5,000円/月給湯分が消える
3光熱費合計-1,500〜2,500円/月年間2〜3万円減の目安

電気温水器 → エコキュートに交換

#項目月額目安備考
1電気代-4,000〜7,000円/月消費電力1/3目安
2ガス代変動なし影響なし
3光熱費合計-4,000〜7,000円/月年間5〜8万円減の目安

エコキュート → ガス給湯器に交換

#項目月額目安備考
1電気代-1,500〜2,500円/月夜間電力が消える
2ガス代+3,000〜5,000円/月給湯分が増加
3光熱費合計+1,500〜2,500円/月年間2〜3万円増の傾向

上記はあくまで目安です。特にエコキュートへ交換した場合、電気代は深夜時間帯に集中して発生します。深夜単価の安いプランを契約しているかどうかで年間の負担額は大きく変わります。

kWh換算での年間インパクト目安(4人家族)

  • エコキュートの給湯消費電力量:おおむね年間1,000〜1,500kWh(月80〜125kWh)。深夜単価25円/kWh想定で年間約25,000〜37,500円。
  • 電気温水器の給湯消費電力量:おおむね年間3,000〜4,500kWh(月250〜375kWh)。同単価で年間約75,000〜112,500円。
  • ガス給湯器の電気影響:制御基板分のみで年間20〜40kWh程度。電気代への寄与はほぼ無視できる水準。

※家族人数・浴槽容量・季節・設定温度で1.5倍程度の差が出ます。年間使用量を検針票から確認すると自宅の位置づけが分かります。

自分の家は「気にしすぎ」か「対策必要」か

交換直後は目に見える金額差に反応しがちですが、対策の優先度は「給湯方式×契約プラン」の組み合わせで決まります。以下の指針で現状を整理してみてください。

1

優先度:高 = 電気温水器のまま、または時間帯別プラン未契約のエコキュート

電気温水器は給湯だけで年間7万円超の電気代が発生することもあり、エコキュート化または時間帯別プランへの切替で年間2〜5万円の削減余地があります。検針票の使用量が月400kWhを超えていれば優先的に見直したい水準です。

2

優先度:中 = エコキュート+オール電化プラン契約済み

既に夜間単価の安いプランを契約済みなら給湯部分は比較的効率化されています。ただし契約電力が過大だと基本料金で損をしているケースがあるため、直近1年の使用ピークを踏まえて契約容量を点検しましょう。

3

優先度:低 = ガス給湯器+従量制プラン

給湯起因の電気代インパクトは小さいため、給湯器交換を理由にプランを急いで変える必要性は低めです。ただし家族構成の変化や在宅時間帯の変動があれば、別の観点でプラン見直しの余地があります。

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給湯器交換後に見直したい電力プラン

給湯器の種類が変わると、家全体の「電気を使う時間帯」が変わります。電気代の請求額を決めるのは使用量だけでなく単価の構造なので、交換を機にプランを見直すと節約効果が出やすくなります。

1

エコキュート・電気温水器なら夜間単価が安いプラン

深夜に沸き上げを行うため、夜間(23時〜翌7時など)の単価が安い時間帯別プランが相性抜群です。オール電化住宅向けのプランが用意されていることが多く、昼間の単価は高めになる代わりに夜間が大幅に安くなります。

2

ガス給湯器に戻すなら通常の従量制プラン

夜間の電気使用量が減るので、時間帯別プランのメリットが小さくなります。1日を通じて均一な単価の従量制プランか、基本料金を抑えたプランに切り替えた方が総額では安くなるケースが多いです。

3

市場連動型プランは慎重に判断する

卸電力市場の価格に連動するプランは、平時には割安でも寒波時などに単価が跳ね上がることがあります。給湯器の使用量が大きい家庭では、請求額のブレが家計インパクトとして大きく出やすい点に注意しましょう。

給湯器交換と一緒に確認したい節約ポイント

給湯器の入れ替え自体は数年〜十数年に一度の機会ですが、そのタイミングで電力プランを見直すと、家計への影響は長期にわたって続きます。オール電化住宅への移行や、逆にガス併用への回帰など、住まいの方針が変わるときこそ電気料金の棚卸し時期です。

以下の関連記事も、給湯器交換前後の家庭でよく読まれています。あわせて参考にしてみてください。

まとめ

給湯器交換後の電気代は、交換方式によって「増える/減る」の方向性がはっきり分かれます。ガス給湯器からエコキュートへ替えた場合は電気代単体では増えますが、光熱費合計では下がる傾向があり、電気温水器からの入れ替えなら電気代そのものが大きく減ります。

大切なのは、交換後の使用時間帯に合わせて電力プランも最適化することです。同じ使用量でも、プランの選び方で年間数万円単位の差が生まれます。

「自分の家に今合っているプランはどれか」を知りたい方は、エネジェントのシミュレーターで無料診断してみてください。約款ベースで算出するので、広告的な割引値引きではなく実態に近い比較ができます。

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出典・参考

最終更新: 2026年4月14日

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