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電気代の知識

冷蔵庫2台ある家の電気代削減

買い替えとプラン切替、どちらが得かを徹底比較

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※本記事は2026年4月時点の情報です。

キッチンにメインの冷蔵庫、別室や車庫にサブの冷蔵庫――。家族が多い家庭や作り置き・飲料ストックをまとめ買いする家庭では、冷蔵庫を2台運用するケースが少なくありません。

ただ、冷蔵庫は24時間365日稼働する家電の代表格。もう1台増えるだけで年間の電気代は確実に押し上げられます。この記事では「1台あたり年間いくらか」を整理し、古い冷蔵庫の処分と電力プラン切替のどちらが効果的かを具体的な数字で比較します。

冷蔵庫1台あたりの年間電気代

冷蔵庫の電気代は「年間消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)」で概算できます。ここでは電気料金単価を31円/kWh(家電公取協が定める家電カタログ用の目安単価)として計算した年間電気代の目安を整理します。

冷蔵庫のタイプ年間消費電力量年間電気代目安
最新省エネモデル(400L前後)約250〜350kWh約7,750〜10,850円
最新省エネモデル(500L前後)約270〜300kWh約8,370〜9,300円
10年前モデル(400L前後)約450kWh約13,950円
15年以上前モデル約600kWh約18,600円
小型セカンド冷蔵庫(100L前後)約200kWh約6,200円

※年間消費電力量は資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2024」の容量帯別代表値(401〜450L帯=292kWh、451〜500L帯=271kWh等)と各メーカーカタログ値をもとに丸めた概算。400L前後のレンジ下限(約250kWh/約7,750円)は省エネ最上位機種の水準で、平均的な省エネ機種は約280〜350kWhに収まります。電気料金単価は家電公取協(全国家庭電気製品公正取引協議会)の目安単価(令和4年7月改定)を参考に31円/kWhで試算。

ポイントは「古いモデルほど年間消費電力量が大きい」こと。同じ容量でも10年前のモデルと最新モデルでは年間電気代が6,000円以上変わるケースもあります。

2台運用の年間kWh試算(メーカー公表値ベース)

「年間消費電力量」はJIS C 9801規格に基づきメーカーが公表している値で、商品カタログや本体裏の銘板、メーカー公式サイトで確認できます。自宅の冷蔵庫2台の年間合計kWhを把握するのが、削減余地を見極める第一歩です。

組み合わせ例合計kWh/年年間電気代
最新400L + 最新100Lサブ約450kWh約13,950円
最新500L + 最新100Lサブ約480kWh約14,880円
最新400L + 10年前400Lサブ約700kWh約21,700円
最新400L + 15年以上前サブ約850kWh約26,350円

※各モデルの年間消費電力量はメーカーカタログ公表値の代表的なレンジを丸めた概算。実際の使用環境(室温・開閉頻度・庫内充填率)で1〜3割の上下があり得ます。

自宅のkWhを調べる手順

(1) 冷蔵庫の側面・背面にある銘板シールで「年間消費電力量」を確認、(2) 型式番号をメーカー公式サイトで検索してカタログ値を取得、(3) 2台分を合計して31円/kWhを掛けると年間電気代の概算が出せます。古い機種で銘板が読めない場合は、取扱説明書または型式検索で補完してください。

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2台運用で増える年間コスト

メインとサブの組み合わせパターン別に、年間の追加コストを整理します。メイン冷蔵庫は最新省エネモデル(400L前後・年間約7,750円)と仮定し、2台目(サブ)分がまるごと「2台運用による上乗せ」として計算しています。

サブ冷蔵庫のタイプ年間追加電気代月換算
小型セカンド冷蔵庫(100L・最新)約6,200円約520円/月
最新省エネモデル(400L前後)約7,750円約650円/月
10年前モデル(400L前後)約13,950円約1,160円/月
15年以上前モデル約18,600円約1,550円/月

押さえておきたいポイント

「2台目が古い」ケースほど電気代のインパクトは大きく、年間2万円近い上乗せになることもあります。逆に最新モデルの小型機であれば、2台運用でも月換算500円前後の負担で済みます。

古い冷蔵庫を処分するか、プラン切替か

「年間の上乗せコストを減らしたい」と思ったとき、現実的な選択肢は次の3つです。

1

古いサブ冷蔵庫を処分する

15年以上前のサブ機なら、処分するだけで年間1.5万〜2万円前後の削減が見込めます。ただしリサイクル料金(170L超で4,644〜5,600円)と収集運搬費(2,200〜3,200円)を合わせて、合計約6,000〜10,000円が初期コストとしてかかります。

2

電力プランを見直す

工事・初期費用ゼロで実施でき、冷蔵庫を含む家全体の電気代に効くのが特徴です。大手電力の標準プランと新電力(一般論)を比較すると、4人家族想定で年間5,000〜1万円以上の削減になるケースがあります。

3

サブ冷蔵庫を最新省エネモデルに買い替える

どうしても2台必要な家庭向け。10年以上前のモデルからの買い替えなら年間6,000〜1万円程度の削減が期待できます。ただし本体価格の回収には数年かかる前提で判断しましょう。

3つの選択肢を年間削減額・初期費用・手間で整理すると次のようになります。

選択肢年間削減額の目安初期費用
古いサブ機を処分1.5万〜2万円約6,000〜10,000円
電力プラン切替5,000〜1万円以上0円
サブ機を最新モデルに買い替え6,000〜1万円5万〜10万円

判断の順番としておすすめ

初期費用ゼロで家全体の電気代に効く「プラン切替」をまず実施し、並行して古いサブ冷蔵庫の必要性を再検討するのが合理的です。サブ機の用途がはっきりしない場合は、処分 or 電源オフ運用への切替で追加削減を狙えます。

省エネ型1台への更新判断基準(電気代差×年数)

「サブ機を最新省エネモデルに買い替えるべきか」は、年間電気代の差額 × 使う年数が本体価格を上回るかで判断できます。考え方はシンプルで、買い替え費用を電気代の浮いた分で回収できる期間を出す「簡易回収年数」の計算です。

現在のサブ機年間差額回収年数(本体8万円想定)
15年以上前モデル(約600kWh)約10,850円約7.4年
10年前モデル(約450kWh)約6,200円約12.9年
5年前モデル(約320kWh)約2,170円約36.9年

※最新の省エネ最上位機種(400L前後・約250kWh)との年間kWh差 × 31円/kWh(家電公取協の目安単価)で年間差額を算出。一般的な省エネモデルの代表値は約290kWh(資源エネルギー庁省エネ性能カタログ2024)のため、平均的な機種比較では年間差額・回収年数とも上記より小さくなる点にご注意ください。本体価格は目安として8万円で試算。

判断のものさし

冷蔵庫の平均使用年数は10年前後とされます。回収年数が10年以内に収まる「15年以上前モデル」は買い替え優位、10年前モデルは微妙なライン、5年前モデルは買い替えよりプラン切替・運用見直しで十分というのが一般的な目安です。本体を安く抑えられれば(例: 6万円台)回収年数はさらに短くなります。

エネジェントで条件診断

「2台運用の前提で、自分の家に合う電力プランはどれか」を具体的に知りたい方は、エネジェントのシミュレーターをご利用ください。検針票のかわりに現在の契約アンペアと月額目安を入れるだけで、エリアごとの最適プランを比較できます。

冷蔵庫2台運用の家庭は、総使用量が比較的多い「使用量多め層」に該当することが多く、従量料金単価の差がそのまま年間の差額になります。プランの選び方で数千円〜1万円以上変わることも珍しくありません。

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よくある質問

冷蔵庫1台あたりの年間電気代はいくらですか?

最新の省エネモデル(400L前後)で年間7,000〜9,000円、10年以上前のモデルでは年間15,000〜20,000円が目安です。型式年度と容量によって2倍以上の差が出るケースもあります。

冷蔵庫2台運用で年間いくら電気代が増えますか?

最新モデル1台の追加なら年間7,000〜9,000円程度、古い2台目を併用している場合は年間15,000〜20,000円の上乗せになります。サブ機が古いほど負担は大きくなります。

古い冷蔵庫を処分するのとプラン切替、どちらが効果的ですか?

15年以上前のサブ冷蔵庫を処分する方が年間削減額は大きくなる傾向があります。ただし処分だけで買い替えや新規購入を伴う場合は初期費用がかかるため、まずは無料でできるプラン切替から試し、処分は並行検討するのが合理的です。

セカンド冷蔵庫はどんな使い方なら得ですか?

飲料や作り置きの保管など、開閉頻度が低く庫内温度が安定する用途に限定し、最新の省エネモデルを選ぶのがポイントです。使用頻度が低いなら普段は電源を切る運用も選択肢になります。

まとめ

冷蔵庫2台運用で増える電気代は、最新モデルなら年間7,000〜9,000円、古いモデルなら年間2万円近くになります。インパクトの大きさはサブ機の「年式」に左右されるのがポイントです。

削減の打ち手としては、まず初期費用ゼロの「電力プラン切替」で家全体の電気代を圧縮し、その上で古いサブ冷蔵庫の処分や買い替えを検討するのが合理的です。処分・買い替えは初期費用がかかるため、プラン切替で空いた予算を投資に回すイメージで進めると無理がありません。

エネジェントのシミュレーターなら、2台運用を前提とした使用量でもエリア別に最適プランを比較できます。まずは30秒の無料診断から試してみてください。

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出典・参考

✓ この記事の検証プロセス

  • 電力会社の公式約款・料金表PDFを一次情報として参照 (二次情報は使用しません)
  • 49社・370プラン をDBに構造化済。単価・燃調・解約金等を計算エンジンで再現
  • 1社1ファイルの「ファクトカード」でデータベース値・公式値・記事値の3点突合を実施
  • 記事公開前に料金・約款条件のハードコード値を機械的に検査(自動lint)して数値乖離を防止
  • 検証手順の詳細は 計算ロジック / 執筆チーム で公開
最終更新: 2026年5月31日

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