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電気代の知識

エアコンのドライ運転の電気代

再熱除湿と弱冷房除湿の違い・冷房との比較

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※本記事は2026年4月時点の情報です。電気代の実額はお使いのエアコンの機種・方式、室温・湿度の条件、契約プランによって変わります。

「ドライ運転は冷房より電気代が安い」と思っていませんか。実はエアコンのドライ運転は方式によって消費電力が大きく異なり、使い方次第では冷房よりも電気代が高くなるケースがあります。

この記事では、資源エネルギー庁や大手メーカーの公開情報をもとに、ドライ運転(除湿)の電気代を事実ベースで整理し、家庭で電気代を抑えるための使い分けとプラン選びのポイントを解説します。

ドライ運転には2つの方式がある

エアコンのドライ運転は、大きく「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2方式に分かれます。機種によってはさらに両者を組み合わせたハイブリッド方式もあります。方式によって電気代の傾向が異なるため、まずは仕組みと違いを整理します。

方式仕組み電気代の傾向
弱冷房除湿弱い冷房で空気を冷やし、結露させて水分を取る。室温もやや下がる。冷房と同程度〜やや安い
再熱除湿冷やして除湿した空気を温め直して室内へ戻す。室温を下げずに湿度だけ下げられる。冷房・弱冷房除湿より高い

※資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」および大手エアコンメーカー公式FAQの記載をもとに整理。

夏場の使用量でもお得になるプランは?

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冷房との電気代の比較

資源エネルギー庁が公表している実験データ(外気31℃・湿度60%条件)では、消費電力の大小関係は概ね次のとおりとされています。

運転モード消費電力の傾向
弱冷房除湿最も小さい傾向
冷房(設定温度が高め)弱冷房除湿とほぼ同等〜やや大きい
再熱除湿最も大きい傾向

「ドライ=節電」は必ずしも正しくない

再熱除湿は空気を冷やした後に温め直すため、冷房より消費電力が大きくなる傾向があります。肌寒さを避けたい梅雨時には便利な機能ですが、電気代の観点では無条件に「ドライの方が安い」とは言えません。

実際の電気代は、室温・湿度、部屋の断熱性能、機種の省エネ性能によって変わります。電気代を正確に知りたい場合は、取扱説明書に記載の定格消費電力に、お使いの電力プランの単価(例:31円/kWh)をかけて試算するのが確実です。

電気代を抑える使い分けの考え方

ドライ運転と冷房は、目的に応じて使い分けることで快適性と電気代のバランスが取りやすくなります。

1

室温も下げたい時は弱冷房除湿または冷房

蒸し暑さの中心が「温度の高さ」なら、弱冷房除湿か冷房を使います。消費電力が小さい傾向にあるため、夏場の日中はこちらが基本の選択肢になります。

2

肌寒いが湿度だけ下げたい時は再熱除湿

梅雨時や、真夏でも雨の日のように「気温は高くないのにジメジメする」場面では、再熱除湿が快適です。ただし電気代は高めになるため、使う時間帯を絞ると無駄を抑えられます。

3

お使いの機種の方式を確認する

同じ「ドライ」でも、機種によって弱冷房除湿か再熱除湿かは異なります。取扱説明書やメーカー公式サイトで、ご自宅のエアコンの方式を確認しておきましょう。

梅雨〜夏の電気代を抑えるプランの選び方

どの方式を使う場合でも、梅雨から夏場はエアコン稼働時間が長くなり、月の使用量が増えやすい時期です。使用量の多い月でも不利になりにくい電力プランを選ぶと、年間の電気代を抑えやすくなります。

1

使用量帯が増えても単価が上がりにくいプラン

大手電力の標準プラン(従量電灯B等)は、月300kWhを超える使用量帯で単価が高くなる3段階料金制です。夏場に使用量が増える家庭は、3段目単価が安いプランや一律単価のプランを選ぶと効果が出やすくなります。

2

燃料費調整額の上限の有無

従量料金が安くても、燃料費調整額に上限がないプランだと燃料価格高騰時に請求額が跳ね上がります。使用量が多い夏場ほど影響が大きいので、上限の有無は必ず確認しましょう。

3

自分の使用量での試算

一般的な「お得」は平均的な使用量での話です。必ず自分の年間使用量(特に夏場のピーク月)で試算した上で比較しましょう。

エアコンの方式は後から変えづらいですが、電力プランは切り替えの手続きで比較的早く変更できます。夏本番を迎える前に、現在のプランが使用量に合っているか見直しておくと安心です。

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まとめ

エアコンのドライ運転は、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2方式があり、電気代の傾向が異なります。弱冷房除湿は冷房と同程度かやや安く、再熱除湿は冷房より高くなる傾向です。「ドライ=節電」は必ずしも成り立たない点に注意しましょう。

電気代を抑えたい場面では弱冷房除湿や冷房、肌寒さを避けたい場面では再熱除湿、というように使い分けるのが基本です。あわせて、夏場の使用量が多くても不利になりにくい電力プランへの見直しも有効です。

「自分の使用量ではどのプランが一番安くなるか」を知りたい方は、エネジェントのシミュレーターで無料診断してみてください。

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出典・参考

本記事は一般的な傾向の整理を目的としています。実際の電気代・消費電力は機種・使用環境・契約プランで変動するため、正確な値は取扱説明書および契約中の電力会社の明細をご確認ください。

最終更新: 2026年4月14日

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