← エネジェント

電気代の知識

浴室乾燥機を毎日使う家庭の電気代

1回・月・年間コストを徹底試算

サッと料金を比較する

※本記事は2026年4月時点の情報です。

梅雨の時期や花粉シーズン、冬の寒い日など、外に洗濯物を干せない日が続くと、頼りになるのが浴室乾燥機です。毎日の洗濯物をまとめて乾かせて便利な一方、「電気代が一気に上がった気がする」と感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、浴室乾燥機1回あたりの電気代から、毎日2時間使い続けた場合の年間コスト、ヘビーユーザー向けの電力プランの選び方まで、具体的な数字で整理します。

本記事の試算対象は「電気ヒーター式」の浴室乾燥機です。浴室乾燥機には「電気ヒーター式」と「ガス温水式」の2タイプがありますが、戸建て・マンション問わず主流の電気ヒーター式(消費電力1.25kW想定)を基準に試算しています。ガス温水式については記事内の比較表で違いを紹介します。

浴室乾燥機1回あたりの電気代

浴室乾燥機は「電気ヒーター式」が主流です。主要メーカー(パナソニック・マックス・TOTO・リンナイ等)の公表スペックを見ると、乾燥モード時の消費電力は機種によりますが、おおむね1,200〜1,300Wの範囲に収まります。本記事では中央値にあたる1.25kW(1,250W)を基準に試算します。

電力量料金を全国平均の約31円/kWh(資源エネルギー庁 電気料金平均単価)で計算すると、1時間あたりの電気代は「1.25kW × 1時間 × 31円 ≒ 約39円」になります。

使用時間別の電気代(電気ヒーター式・1.25kW想定)

使用時間用途の目安電気代
1時間短時間の湿気取り約39円
2時間少量の衣類乾燥約78円
3時間通常の洗濯物1回分約117円
4時間厚手・多めの衣類約155円
6時間タオル・毛布類約233円

※消費電力1,250W、電力量料金31円/kWh想定。機種・エリア・契約プランにより実際の金額は変動します。

ガス温水式と電気ヒーター式の違い

浴室乾燥機には大きく2タイプあります。仕組みも光熱費の内訳も異なるため、自宅がどちらのタイプか確認しておきましょう。

比較項目電気ヒーター式ガス温水式
熱源電気ヒーター給湯器で沸かした温水
消費電力約1,200〜1,300W約50〜100W(送風のみ)
1時間の電気代約39円約1〜3円
1時間のガス代約40〜60円
1時間の光熱費合計約39円約40〜60円

※ガス代は都市ガス・プロパンで単価が異なります。乾燥時間はガス温水式の方がやや短い傾向があり、実質の差は家庭の使い方によります。

あなたの家庭に合うプランは?

サッと料金を比較する

毎日2時間使用の年間コスト試算

外干しができない日だけ使う家庭と、毎日の衣類乾燥に活用する家庭では、浴室乾燥機にかかる電気代は大きく変わります。「毎日2時間使用」を基準に、月額・年間コストを見てみましょう(以降の試算はすべて電気ヒーター式を前提としています)。

計算の前提(メーカー公表値ベース)

  • 消費電力: 1.25kW(主要メーカー4社の乾燥モード公表値の中央値)
  • 電力量料金: 31円/kWh(資源エネルギー庁 全国平均)
  • 毎日2時間使用の場合: 1.25kW × 2h × 365日 = 年間約912.5kWh
  • 年間電気代: 912.5kWh × 31円 ≒ 約28,300円

使用頻度別の月額・年間コスト(電気ヒーター式・1.25kW想定)

使用頻度月額年間
週2回×2時間(雨の日のみ)約620円約7,400円
週4回×2時間(梅雨・冬のみ)約1,240円約14,900円
毎日×2時間(通年使用)約2,330円約27,900円
毎日×3時間(ヘビー使用)約3,490円約41,900円

毎日2時間使用した場合、浴室乾燥機だけで年間約912kWh・電気代で約2.8万円が上乗せされる計算になります。これは一人暮らしの電気代の半年分に相当する金額です。特に雨季の6〜7月、花粉の2〜4月、寒冷期の12〜2月は、外干しを避けたい日が続くため、使用頻度が一気に上がる家庭も多いでしょう。

節約のヒント

  • 洗濯物を干す前に「風呂水を抜き・浴室を拭く」ことで乾燥時間を30分〜1時間短縮できます。
  • 扇風機やサーキュレーターを併用すると、乾燥時間が20〜30%短くなるケースがあります。
  • 脱水時間を長めに設定する(+3〜5分)ことでも乾燥時間を減らせます。
  • 最後の30分は送風モードに切り替えれば、ヒーター消費を抑えられます。

浴室乾燥機世帯向けプラン選び

電気ヒーター式を毎日2時間使えば年間+912kWh、3時間なら+1,369kWhが追加で電力消費されます。浴室乾燥機を日常的に使う家庭は、同じ世帯人数でも一般世帯より月30〜115kWhほど使用量が多くなる傾向があります(ガス温水式の場合は電力消費はわずかで、ガス料金側での見直しが中心になります)。

電気ヒーター式で使用量が多い家庭ほど1kWhあたりの単価差がそのまま請求額の差になるため、プランの見直しで年間数千円〜1万円規模の節約につながるケースがあります。以下の4つの観点で、自宅のプランを点検してみましょう。

1

電力量料金単価が安いプランを選ぶ

使用量が多い家庭ほど、1kWhあたりの単価の差がそのまま請求額の差になります。大手電力の標準プラン(従量電灯B等)は3段階の単価設定で、使えば使うほど単価が上がる仕組み。これに対し、新電力には「全量同一単価」や「割引付き単価」のプランもあり、使用量が多い家庭ほどメリットが出やすくなります。

2

基本料金0円プランは単価水準を必ず確認

基本料金0円プランは一人暮らしには有利ですが、使用量が多い家庭では従量単価の水準が重要です。単価が大手電力より高い場合、月400kWh以上の世帯では基本料金無料分よりも従量料金の差の方が大きくなり、逆に高くなることがあります。

3

夜間割引プランは乾燥時間帯と相性を確認

夜間単価が安いプランは、浴室乾燥機を夜〜深夜にかけて使う家庭に向いています。ただし昼間単価は高めに設定されているため、日中の在宅時間が長い家庭では総額が上がるケースも。生活スタイルに合っているかを事前にシミュレーションで確認しましょう。

4

燃料費調整額の上限と仕組みをチェック

使用量が多いほど、燃料費調整額の影響も大きくなります。上限の撤廃・市場連動型のプランは燃料高騰時にリスクが高まるため、浴室乾燥機を毎日使うような家庭は特に注意が必要です。

浴室乾燥機をよく使う家庭に合うプランを診断

47社165プランの約款からAIがあなたに最適なプランを提案します。
手数料ゼロ。登録不要。約30秒で完了。

サッと料金を比較する

浴室乾燥機の使い方で気をつけたいこと

電気代以外にも、浴室乾燥機を日常的に使う場合に押さえておきたいポイントがあります。

1

フィルター清掃で効率を保つ

フィルターにホコリが溜まると乾燥効率が落ち、同じ乾燥時間でも電気代が1〜2割増えることがあります。月1回を目安に掃除しましょう。

2

洗濯物の間隔を空ける

衣類同士が密着していると風が通りにくく、乾燥時間が長引きます。ハンガー同士を拳1つ分空けるだけで乾燥時間が短縮できます。

3

再エネ賦課金は全プラン共通

再生可能エネルギー発電促進賦課金はどの電力会社でも同額です。プラン比較の際は再エネ賦課金を除いた部分で差を見るのがポイントです。

まとめ

電気ヒーター式の浴室乾燥機(1.25kW想定)は、1時間あたり約39円、通常の洗濯物1回分(3時間使用)で約117円が目安です。毎日2時間使う家庭では年間約912kWh・電気代で約2.8万円、3時間使うヘビーユーザー世帯では年間約1,369kWh・約4.2万円の上乗せになります。

ガス温水式をお使いの場合は電気代の負担は小さいものの、ガス料金側を含めた総光熱費での見直しが有効です。電気ヒーター式の家庭は、使用頻度を抑える工夫に加えて、電力量料金単価の安いプランへの切り替えで、同じ使用量でも年間数千円〜1万円の節約が見込めるケースがあります。

「自分の家庭に合ったプランはどれなのか」を知りたい方は、エネジェントのシミュレーターで使用状況を入力して診断してみてください。

浴室乾燥機をよく使う家庭に合うプランを診断

47社165プランの約款からAIがあなたに最適なプランを提案します。
手数料ゼロ。登録不要。約30秒で完了。

サッと料金を比較する

LINE登録で電気代の最新情報をお届け

料金改定やお得なキャンペーン情報をいち早くお知らせします。

LINE で友だち追加する

出典・参考

最終更新: 2026年4月14日

この記事は役に立ちましたか?

ご意見・ご質問はLINEまたはお問い合わせからお気軽にどうぞ。

LINEで相談する運営方針を見る

エネジェントは広告料ゼロで個人運営しています。
☕ 運営を応援する(OFUSE)