※本記事は2026年4月時点の情報です。
育休に入ってから電気代が明らかに上がった――そんな実感を持つ家庭は少なくありません。収入が一時的に減る時期だからこそ、家計の固定費を見直す価値は大きくなります。なかでも電力会社の切り替えは、生活習慣を変えずに毎月の請求額を下げられる数少ない選択肢です。本記事では、育休中に電気代が増える理由、在宅時間に合ったプランの選び方、切り替えに踏み切るタイミングまでを整理します。
育休中の電気代が増える理由
育休に入ると、それまで日中に家を空けていた時間帯がまるごと在宅時間に変わります。エアコン・照明・テレビ・調理家電の稼働時間が伸びるだけでなく、赤ちゃんのお世話に伴う「新しい電力消費」も加わります。
※上振れ目安はエネジェント編集部による一般的な試算です。季節・地域・住宅性能で変動します。
総務省「家計調査 家計収支編(二人以上の世帯)」(2024年)でも、在宅時間の長い世帯ほど電気代が高くなる傾向が示されており、育休中の家庭はこの典型例といえます。日中の消費が増えた分、家電の使い方を絞るだけでは吸収しきれないケースが多く、「契約プランそのものを見直す」ことが効く局面です。
在宅時間がどれだけ増えると、いくら上がるか
共働きフルタイム時代は日中8〜10時間の不在が一般的でしたが、育休中は24時間の在宅状態になります。増える時間帯は主に平日の9〜17時。この時間帯にエアコン(6畳用・冷房約500W)が常時稼働すると、1日あたり約4kWh・月120kWh・月額料金にして約3,700円の上振れになります(東京エリア従量電灯B第2段階30円/kWh換算)。照明・テレビ・調乳ポットを合わせると、月3,000〜5,000円規模の増加は珍しくありません。
育休中の我が家にぴったりのプランは?
世帯条件で30秒診断在宅時間に合った契約プランの選び方
育休中の家庭は「日中の消費が多い」「家族人数が増え同時使用家電が多い」という2点で、共働きフルタイム時代とは電力消費のパターンが変わります。見直しの観点は次の3つに集約されます。
終日フラット型の従量料金を選ぶ(夜間プランは不利)
夜間のみ安いオール電化向け時間帯別プランは、日中の単価が従量電灯より2〜4割高く設定されているケースが多く、育休中の日中在宅家庭では逆に総額が増えることがあります。たとえば月330kWhを使う家庭で、日中2/3・夜間1/3の使用比率になると、時間帯別プランのほうが月1,000〜2,000円高くなる試算もあります。朝・昼・晩すべてで単価が安定して安いフラット型プランを選ぶのが無難です。
契約アンペアを実態に合わせる
育休中はエアコン・洗濯乾燥機・電子レンジ・調乳ポットなどを同時に使う場面が増えます。ブレーカーが落ちる場合は契約アンペアを上げる必要がありますが、逆に余裕がありすぎる場合は下げることで基本料金を削減できます。
燃料費調整額の上限有無を確認
単価が安く見えても、市場連動型の燃料費調整額を採用しているプランは、燃料価格の高騰時に請求額が跳ね上がるリスクがあります。収入が減る育休期間中は、上限付きのプランを選ぶと家計が読みやすくなります。
大手電力 vs 新電力の考え方
大手電力(東京電力EP等)の従量電灯プランは3段階料金制で、使用量が多い世帯ほど第3段階の高単価が効いてきます。新電力には3段階の段差をなくしたフラット型や、基本料金0円型など、使用量が多い家庭に向く設計のプランが多く見られます。育休中のように消費量が伸びる時期は、こうしたフラット型のメリットが大きくなります。
切り替えに踏み切るタイミング(育休復帰前 vs 復帰後)
「いつ切り替えるか」で迷う方は多いですが、結論としては育休復帰前に済ませておくのが合理的です。理由は3つあります。
1. 在宅時間が長い期間のほうが削減効果が大きい
フラット型プランの恩恵は日中の消費量が多いほど大きくなります。復帰後に日中の在宅時間が減ってから切り替えるより、育休中から切り替えておくほうが、同じプランでも節約額の累計が伸びます。
2. 手続きに使える時間が確保しやすい
電力会社の切り替えは、申し込みから実際の切替完了まで2〜6週間程度かかります。復帰直後は慣らし保育・時短調整・仕事の立ち上げで生活が一気に慌ただしくなります。時間にゆとりがある育休中のうちに、検針票の確認・Web申し込み・プラン比較まで終えておくのが現実的です。
3. 復帰後の家計シミュレーションに組み込める
育休復帰後は保育料・通勤費など新たな支出項目が加わります。電気代の水準を下げた状態で復帰後の家計を設計できると、「何にいくら使えるか」の見通しが立てやすくなります。育休中に固定費の再設計を済ませておくことは、共働き再開後の精神的な余裕にも直結します。
復帰後に切り替える場合のポイント
育休中に余裕がなかった場合でも、復帰後に切り替えるメリットは十分あります。その際は、日中の在宅時間が減る前提でプラン選定の条件を見直しましょう。朝晩の消費が中心になるため、時間帯別プランが選択肢に入るケースもあります。
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育休中の消費パターンを反映
日中の在宅時間が長い家庭向けに、終日フラット型のプランを優先表示します。夜間中心型プランを誤って提案するリスクを抑えます。
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よくある質問
Q. 育休中に電気代が上がるのはなぜですか?
在宅時間が大幅に伸びることでエアコン・照明・調理家電の稼働時間が増え、ミルクの調乳や沐浴で給湯・洗濯乾燥機の使用頻度も上がるためです。日中家に誰もいなかった共働き時と比べ、月1,500〜3,000円ほど上振れする家庭が多く見られます。
Q. 育休中の家庭に合った契約プランの特徴は?
日中の在宅時間が長いため、夜間のみ安いオール電化向けプランより、終日の従量料金単価がフラットに安いプランが有利です。また、エアコン・調乳ポット・洗濯乾燥機など複数の家電を同時に使うため、契約アンペアに余裕があるかも確認しましょう。
Q. 育休復帰前と復帰後、どちらのタイミングで切り替えるべきですか?
在宅時間が長い育休中のほうが節約メリットを享受できる月数が多いため、復帰前の切り替えが合理的です。申し込みから切替完了まで2〜6週間かかるため、時間に余裕のある育休中に済ませておくと、復帰後のバタつく時期に手続きを持ち越さずに済みます。
Q. 赤ちゃんがいる家庭で切り替え時に停電の心配はありますか?
電力会社を切り替えても停電は発生しません。送配電設備は地域の送配電会社(東京電力パワーグリッド等)がそのまま管理しており、切替はスマートメーターの情報上で行われます。工事・立会いも不要で、赤ちゃんのいる家庭でも安心して手続きできます。
まとめ
育休中は、在宅時間が伸びることで電気代が構造的に上がりやすい時期です。一方で、収入が一時的に減るタイミングでもあるため、固定費の見直し効果が家計に直結します。
ポイントは3つ。終日フラット型の従量料金を選び、契約アンペアを実態に合わせ、燃料費調整額の上限有無を確認する。そして切り替え自体は、時間と在宅時間に余裕のある育休中に済ませておくのが現実的です。
「我が家ではいくら下がるのか」を知りたい方は、エネジェントのシミュレーターで世帯条件を入力してみてください。約30秒で、生活を変えずに家計を引き締める選択肢が見えてきます。
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- 総務省「家計調査 家計収支編(二人以上の世帯)」(2024年)
- エネジェント シミュレーション結果(2026年4月時点・47社165プランの約款を収録)