※本記事の単価は 2026 年 5 月時点の公式料金表に基づきます (税込)。
東京電力エナジーパートナー (東京電力EP) のスタンダードSは、 関東エリアで提供されている代表的な自由料金プランです。 アンペア別の基本料金と 3 段階従量料金で構成され、 規制料金プラン「従量電灯B」 と単価が完全に同じである一方、 燃料費調整額に上限がない・セット割対象という違いがあります。
基本料金 (アンペア別・税込)
| 契約アンペア | 基本料金 (月額・税込) |
|---|---|
| 10A | 311.75 円 |
| 15A | 467.63 円 |
| 20A | 623.50 円 |
| 30A | 935.25 円 |
| 40A | 1,247.00 円 |
| 50A | 1,558.75 円 |
| 60A | 1,870.50 円 |
出典: 東京電力EP 公式料金表。 基本料金は従量電灯B と完全に同じ。
電力量料金 (3 段階従量・税込)
| 段階 | 範囲 | 単価 (1kWh あたり・税込) |
|---|---|---|
| 第1段階 | 0 〜 120 kWh | 29.80 円 |
| 第2段階 | 120 〜 300 kWh | 36.40 円 |
| 第3段階 | 300 kWh 超〜 | 40.49 円 |
使用量別 月額シミュレーション
上記単価をもとに、 月の使用量と契約アンペアから請求額を試算します (燃料費調整額・再エネ賦課金を含む概算)。
| 使用量 | 30A 月額 | 40A 月額 |
|---|---|---|
| 150 kWh (1 人暮らし) | 約5,600円 | — |
| 200 kWh (2 人暮らし) | 約7,420円 | 約7,740円 |
| 300 kWh (3 人家族) | 約11,060円 | 約11,380円 |
| 400 kWh (4 人家族) | 約15,110円 | 約15,420円 |
| 500 kWh (5 人以上) | 約19,160円 | 約19,470円 |
月額には基本料金 + 電力量料金 + 燃料費調整額 + 再エネ賦課金を含みます。 燃料費調整額は毎月変動し、 自由料金プラン (スタンダードS) には上限がないため、 燃料急騰時には ±2,000〜5,000 円程度の幅が出ることがあります。
スタンダードS の 3 つの特徴
スタンダードS は自由料金プランで、 規制料金 (従量電灯B) と単価が同じでも以下 3 点で異なります。
1. 燃料費調整額の上限なし
自由料金のため燃料費調整額に上限がなく、 燃料価格が急騰した場合は単価がそのまま上昇します。 一方で燃料安局面では従量電灯B (規制料金) より単価が下がることもあります。
2. セット割対象
東京ガスのガス・東電通信 (とくとくBB / @nifty) 等とのセット割対象で、 月 100 円程度の割引が受けられます。 ガスを東京ガスで利用している家庭はこの差で有利になります。
3. 料金改定の自由度
自由料金は東京電力EP の判断で改定可能 (規制料金は政府承認が必要)。 過去には燃料価格が高騰した際に自由料金プラン側のみ単価改定が先行することがありました。
従量電灯B との違いを詳しく見る
スタンダードS と 従量電灯B はアンペア別基本料金と 3 段階従量単価が完全に同じため、 単純比較ではどちらも同じ請求額になります。 違いが効くのは燃料費調整額・セット割の有無です。
詳しい比較は「東京電力スタンダードSと従量電灯Bの違いは3つだけ」記事で使用量別シミュレーションつきで解説しています。 従量電灯B 単独の単価情報は「東京電力 従量電灯B 単価表」を参照してください。
もっと安いプランを探す
月 300kWh 以上を使う家庭では、 スタンダードS から新電力プランへ乗り換えるだけで年 1〜3 万円の節約になることがあります。 エネジェントのシミュレーターで月の電気代を入力すると、 49社361プランから自分に合う最適プランを約款ベースで試算できます。
サッと料金を比較するよくある質問
スタンダードSの単価は2026年最新でいくらですか?
2026年5月時点の公式料金表では、基本料金は 10A 311.75円・15A 467.63円・20A 623.50円・30A 935.25円・40A 1,247円・50A 1,558.75円・60A 1,870.50円。 電力量料金は第1段階 (〜120kWh) 29.80円・第2段階 (120〜300kWh) 36.40円・第3段階 (300kWh超) 40.49円/kWh です (税込)。 これは従量電灯B と完全に同じ単価です。
スタンダードSと従量電灯Bは単価が同じなのに、 なぜ2つあるのですか?
スタンダードSは「自由料金プラン」、 従量電灯Bは「規制料金プラン」 という法的位置づけが異なります。 違いは、 (1) 燃料費調整額の上限の有無 (規制料金は上限あり、 自由料金は上限なし)、 (2) セット割の対象 (スタンダードSは東京ガスや東電通信のセット割対象、 従量電灯Bは対象外)、 (3) 料金改定の自由度 (自由料金は東電EPが改定可能、 規制料金は政府承認が必要) の3点です。
300kWh使ったときの請求額はいくらになりますか?
30A 契約で月 300kWh の場合、 燃料費調整額・再エネ賦課金を含む概算で 約11,060円/月 (= 約132,800円/年) です。 従量電灯Bと単価が同じなので月額もほぼ同じになります。 燃調上限の有無で燃料急騰時に差が出ます。
スタンダードSの燃料費調整額は上限がないのですか?
はい。 スタンダードS は自由料金プランのため、 燃料費調整額に上限が設定されていません。 燃料価格が安定している時期は問題ありませんが、 2022〜2023 年のような急騰時には単価が大きく上昇するリスクがあります。 一方で、 燃料価格が安い局面では従量電灯B (規制料金) より単価が下がるメリットもあります。
スタンダードSのセット割はどのくらいお得ですか?
東京ガスとのセット割で月 100 円 (税込)、 東電通信 (とくとくBB / @nifty 等) とのセット割で月 100 円程度の割引が一般的です。 単価が同じ従量電灯B との比較ではセット割があるスタンダードSが微差で有利になります。 ただし新電力プランに乗り換えると年 1〜3 万円節約できることが多く、 セット割の月 100 円より影響が大きいケースが多いです。
スタンダードSよりお得なプランはありますか?
エネジェントのシミュレーターで現在の月額を入力すると、 49社361プランから自分に合う最適プランを約款ベースで試算できます。 月 300kWh 以上使う家庭は新電力に乗り換えるだけで年 1〜3 万円の節約になることが多いです。
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